スローガン「継続するために、変化していくロータリー」
第72代会長 阿部一郎
ロータリーの発祥の地アメリカで一人の大統領が[MAGA]を掲げ、DEI(多様性・公平さ・包摂性)の否定、学問の自由の否定、自由貿易の否定等で、世界全体にマイナスの影響を及ぼしています。また、ウクライナ・ロシアの戦争は3年を過ぎ、また、イスラエルとハマス(パレスチナ)との戦争も終わりを見えない状況になっています。
この様な社会情勢の時こそ、ロータリーの目的「奉仕の理念」と「四つのテスト」の実践が大切なものと考えます。
第2520地区加藤雄彦ガバナーは、地区運営方針として“REVIEW&RENEW”(検討し、更新しよう)を上げ、DEI(多様性・公平さ・包摂性)を基本とした運営の継続を謳っています。花巻RCもDEIに沿った運営をしていきたいと思います。
前年度は創立70周年を大成功に終え、花巻RCの団結力を内外に示す事が出来ました。藤村直前会長、佐々木実行委員長をはじめ、事業を推進した全会員に感謝したいと思います。
本年度は71年目を会員数30名(2名減)でスタートとなります。その中で実働部隊は半数以下で高齢者の会員が運営しているのが実情です。若手の休眠状態の会員の戦力化、新しい会員の増強が急務と考えます。ロータリー活動の魅力の内部発信と会員拡大を重点において活動していかなければなりません。
本年度は6年ぶりの地区国際青少年交換事業で、高橋杏奈さんをアメリカに送り出し、アメリカよりケイラ・コールマンさんを受け入れます。また、来年度に向け長期志望する生徒も居ると聞いています。その他例年通り事業を抱えての運営となりますので、会員の皆様の積極的な参加をお願いしたいと思います。
自分自身5年ぶり2回目の会長を引き受けました。その役割は何かと考えた時に、会員が参加しやすく楽しいロータリー活動にして行く事、現在の事業を検証してロータリーから手を離せることができる事業を見つけ出して行く事、内外の様々なロータリー活動に接し、その時に得た情報をフィードバックする事、そして花巻RCが80年,100年と継続するために会費の整合性を見出す事ではないかと考えます。
2025年7月1日出港し、2026年6月23日に無事寄港したいと思います。1年間ご協力の程宜しくお願い致します。